人の不幸は蜜の味
人が失敗した時、
人に悪いことが起きた時、
悲しい、辛い想いになる反面、
つい嬉しく、面白く思う気持ちは
誰でも少なからず
持っているのではないだろうか。
あるいはテレビを見ていれば
芸能人の破局報道や不倫報道に
釘付けになる。
この様な
「人の不幸は蜜の味」
と呼ばれる心理は一体何なのだろう?
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
なぜ「人の不幸は蜜の味」なのか?
この心理に関わってくるものが
「下方比較」「上方比較」
にある。
「下方比較」とは、
自分よりも下の存在と比較し、
自分の立場の優位性を感じ、
安心感を得る傾向にある。
「上方比較」とは、
自分よりも上の存在と比較し、
自分の劣等性を感じ、
落ち込んでしまう傾向にある。
上の様に無意識的に
周りと比較し、比べたがるのが
人間の本能的な心理だと言える。
また、下方比較と上方比較それぞれで、
考え方と行動に傾向がある。
下方比較の人は、
自分より下だと思う人を周りに増やし、
とりあえず安心しようとする。
だから向上しようと思う
モチベーションに繋がりにくい。
逆に上方比較をした時、
自分より上の人と比較をする為、
先日のブログでも書いたが、
「なぜ自分はこれだけしか出来てないんだ」
と落ち込む人は多い。
でも、ただ落ち込むのではなく、
「どうやって出来る様になったのか?」
「自分との差は何なのか?」
と、言う風に
その差から更に学ぼうとする人が成功する。
世の中のほとんどの人間は
「下方比較」をする人だ。
ワイドショーで結婚報道よりも
不倫報道、離婚報道の方が
視聴率がとれるのもそう。
それだけ皆、人の不幸を見て
無意識に自分の優位性を感じ、
安心したい。
それが正に
「人の不幸は蜜の味」
この考えが平均的な人の心理だと言える。
下方比較している限り
その場から抜け出すことはない。
自分よりも上の人から常に学び、
自分の欠点を直していく。
これが上手くいく人の
考え方なのではないだろうか。
では。
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