なぜ相談に乗ってあげたのに変わらないのか?


「アドバイスしたのに何でやらない?」
親身になって人の相談を
何時間も聞いてあげてアドバイスしたのに
相手は何も実行していなかった。
むしろ、同じ様な相談を
色んな人にしているばかり。
なぜアドバイスしてるのに
実行してくれないのか?
そう相手に対して思ったことがある人は
多いのではないだろうか。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

なぜ話を聞いてアドバイスしたのに
相手は行動に移してくれないのか?

まず、結論から言えば
人は相手からアドバイスを受けたとしても
それを実際に実行する人は
ほとんどいない。
やるとしたら、
2ヶ月、3ヶ月話し続けて
やっと重い腰を上げるというレベルだろう。

じゃあそもそも、
なぜ人は誰かに相談をするのか?
それは、

「不安を取り除く為」

だと言える。
人に話し、共感してもらうことで
“安心したい”から人に相談するのだ。
そして重ねて安心を得るため、
色々な人に相談する。

本当に相談されたことに対して
相手に聞いてもらいたいのであれば
2.3ヶ月はどうしてもかかる。

人は「相談すること」が目的のことが多い。
人に相談して、
話を聞いてもらってスッキリしたい。
共感してもらいたい欲求が中心にある。
だから、
人に相談して話を聞いてもらえれば
目的を達成しているということだ。
つまり言ってしまえば、
「そもそもアドバイスを実行する気はない」
と言っても過言ではない。

相談を受ける側も、
相手に変わってほしいという期待は
持たない方がいいだろう。
ほとんどの人が
「聞いてほしい」
「安心したい」
そう思っている。

相談をして相手が変わるのは
本人が本当に変わろうと決断した時だけ。
その時まで相手の話を聞き、
答えを引き出してあげることが
大切になるのではないだろうか。
では。

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