理解するには経験しかないという話
人は極力失敗をしない為に勉強し、
知識を蓄える。
ただ、多くの人が言うように、
知識として「知っている」ことと、
実際に「理解している」こととでは、
大きな違いがある。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
例えば、
「人は逆境に耐えて壁を乗り越えた時にこそ成長する」
そう言われた時、
それが本当に何を意味するのかは、
「耐えて壁を乗り越えた人」
にしかわからない。
同じように、
「下積みは大切だ」
という一言が何を伝えているのかは、
下積みをしたことのある人にしか
わからない。
人は、経験したことのないことは
あまり心に響かない。
経験してないことは、
本当の意味で理解することはできない。
働いたことのない人は
労働がどのようなものかは分からない。
上司にならなければ
上司の気持ちなんて分からない。
理解をしようとするのであれば、
経験するしかない。
例えば「欲」を捨て去る為に
どうしたら良いか?
多くは
「“欲”にとらわれない思想」
を勉強するかもしれない。
「こうすれば欲を捨てれますよ」
という答えを人はいつも求める。
しかし、“欲”を本当に理解するには
承認欲、情欲、金欲など、
あらゆる欲を経験することでしか
理解することはできない。
「捨てる」為に、
あえて経験することを選択するということ。
回り道に見えるかもしれない。
しかし、本当に理解する為には
「経験」が必要となる。
“いい話”を聞いただけでは
何も分からない。
一見すると無駄に思える時間も、
自分の知識を増やす為の大切な時間となり、
そう考えると無駄な時間は無い。
「急がば回れ」
という言葉がある様に
一つ一つの経験が理解する為の
大切な材料となる。
実際に理解する為には、
知識として知るだけではなく、
実際に経験することが
大切になるのではないだろうか。
では。
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