学生と社会人の決定的な違い


「いつまでも学生気分でいるな」
「学生と社会人は違うんだ」
僕がまだ入社して間もない頃、
職場の上司からよく言われた言葉。
誰でも1度はそんなとを言われたことが
あるのではないだろうか。
では実際、学生と社会人の違いとは一体何なのか?
少し考えてみた。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

恐らく上でいう「学生」とは、
「考えが甘い」「しゃきっとしろ」
という意味が含まれていると思う。
 でも今回はそういった
精神的な部分ではなく、
具体的に学生と社会人とでは
何が問われ、何が評価基準となるのか?
そこの違いを考えていく。

まず根本的に違うのが
「評価」という点で問われる部分が
「成績」から「貢献度」に変わる。
成績は勉強さえすれば一人でも上げられる。
でも貢献度は成果を周りが認めて
初めて貢献したとみなされる。
つまり自分だけでは評価を上げられない。
また、貢献度と発言権は比例する。
貢献度の低い人が発言をしたとして、
どんなに良い案件だとしても
「生意気」だと思われて
流されてしまうケースは多い。
何か意見を通すのであれば、
実績を作るしかない。

また、評価の形がわかりにくくもなる。
学生の時はテストの成績という
分かりやすい指標があった。
社会人になると、
もちろん数字という分かりやすい指標もあれば
人間性、相性、好み、適正といった
目に見えない曖昧な評価も存在する。
時には
「なんとなく」や「イメージ」によって
評価されるケースもある。
自分が評価されたいのであれば、
「なんとなく」を一掃するくらいの
圧倒的なインパクトが必要となる。

また、「不公平」も存在する。
なぜ不公平が生まれるか?
それは上司から見る部下の評価には、
自身の評価も加味されるからだ。
つまり、
「部下の成長=自分へのメリット」
そういった考えを持つ上司は少なくない。
言ってしまえば、
「自分の役に立つか」
「自分の好みに合うか」
によって評価されるケースは案外多い。

社会人になるというのは、
「努力が報われる」 
「正義が勝つ」
そんな綺麗事が
通用する場所じゃないかもしれない。
そして人は案外冷たいかもしれない。
でも、まずは自分の思い通りにならない
「不公平」を受け入れることから
全てが始まる。
不公平を前提に、
それを寄せ付けない程の
圧倒的な存在感と魅力を放った時、
周りの不公平を寄せ付けない存在となる。
「出すぎた杭は打たれない」
といったところだろうか。
では。

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