教えてもらうのが上手い部下と下手な部下


会社組織に属していれば
ほとんどの人に上司がいる。
上司に対しての部下の対応を見ていると、
教えてもらうのがうまい部下と、
教えてもらうのがヘタな部下の差が
明らかに見て取れる。
では、教えてもらうのが上手い部下と
下手な部下にはどんな違いがあるのか?

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

教えてもらうのがうまい部下は吸収も早く
先輩や上司も教えがいがあるので
仕事の上達も早い。
教えてもらうのが下手な部下は
仕事で苦労する場合が多く、
スキルアップのスピードに
影響が出ている人も少なからずいる。

先輩が思わず教えたくなる条件として、
礼儀や愛嬌といったスキルも重要となる。
しかし今回は
もう少しテクニカルな部分で考えていく。

一度に聞くことを絞っているか?

教えてもらうのが上手い部下は、
一度に一つのことしか聞かない。
「まずは、これ(要点)だけ教えていただけないですか」
という風に聞く。
質問をあれもこれもしたら、
どれから答えたら良いのか分からないし、
要点がブレれば質問に対する答えも
的確に出来ない。
質問は予め整理して一つ一つ聞くのが良い。

分解して聞いているか?

「営業中よく聞かれる質問の○○について聞きたいことがあるのですが」
と、
「営業で上手く質問に答えられないんですがどうすればいいですか?」
とでは、質問の明瞭さが違う。
「何がわからないのか分からない」
という状態だと答える方も
何を意図しているかを理解する為に、
まずカウンセリングをする時間がかかる。
まずできるだけ聞く前に自分で整理すると良い。

何故知りたいのかを説明しているか?

教えてもらうのが上手い部下は、
教えてほしいことだけでなく、
その理由も合わせて聞く。
例えば、
「○○したいから、○○を教えてください」
と、
「○○を教えてください」
とでは回答する方のしやすさが変わる。
教える方は「なんのため?」が分かると
表現や言い方などに工夫ができる為、
良い情報が提供できる。
 

言葉を正確に使っているか?

教えてもらうのが上手い部下は、
表現する時に上司の使う言葉を真似して使う。
相手が同じ言葉を
同じ意味で捉えてるとは限らない。
例えば、
「レイヤー」から連想するものが
人によって様々な様に、
同じ言葉にもズレがあるケースは少なくない。
言葉をまず正確に選択すると
より相手に伝わりやすくなる。

上記の全てにおいて、
考え方のベースになるのは、

「上司の立場で物事を考えられるか?」

ということだ。
「自分が上司だったら?」
と、相手をベースに物事を考えると自然と
教えてもらうのが上手い部下に
なれるのではないだろうか。
では。

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