会社を辞める前準備
しばしば会社を辞めたいという内容の
相談を受ける。
会社にいた時には仕事ができて
ポジティブだった人でも、
環境が変わり上手くないことが続くと、
徐々にネガティブに変わる。
人の思考は状況によってコロコロ変化する。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
実際、仕事を辞めるときは
冷静さを必要とする。
どんな意思の強い人でも追い込まれれば
冷静な判断はできない。
相談を受けたとき、
相手の話し出すレベルがある。
まずは、
会社の現実と自分の理想のズレを説明する
「うちの会社のここがブラックなんです」
「本当にお客様のことを考えてない」
「自分はもっとお客様と向き合いたいのに」
「もっとやり甲斐のある職場でやりたい」
そんな様な内容が並ぶ。
おそらくこの時点では
会社を辞めたい理由の真意は言っていない。
自分を納得させるため、
人を納得させるための
最もらしい理由を考えたのだと言える。
真意を聞き出す為、
更に掘り下げていくと必ず
職場での人間関係や雰囲気に馴染めない
といった内容に行き着く。
恐らく本質はここで、
確かに合わない会社で働くのは
苦痛でしかない。
ただ、ここで一つ基準にしたいのが
「次にどうするのか?」
ということだ。
これが決まっていなければ
少し立ち止まって考えることを勧める。
隣の芝は青く見える。
だれでも、一度や二度、
会社を辞めたくなったことはあるはずだ。
そして、
「やめたら?」
「転職したら?」
という誘惑に乗るのはとても簡単。
ただ、会社を辞めた後、
どこを目指すのかが
決まっていないのであれば、
そこには注意が必要になる。
会社を辞める、転職をすること自体は
全く悪いものではない。
ただ、「次どうする」がない退職は
いざ辞めてしまった後、
一種のパニックに陥り、
冷静な判断が出来ない。
冷静さを伴わない転職は必ず失敗する。
辞めたくて仕方がないときは、
密かに以下の行動をすることを勧める。
・在籍中に転職活動で他社を見て冷静になる
・人の悩みを聞いて「自分だけではない」と客観的になる
・金銭的に余裕がなければ冷静な判断はできない、貯金をする
会社を辞める前準備として、
自分がどこに向かいたいのか
それを明確にしてからでも遅くない。
時間はあっという間に過ぎる。
辞めた後、自分が向かうべき方向性を
まず冷静に考えて決断することが
重要になるのではないだろうか。
では。
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