話が分かりやすい人はこれをやっていた。〜テクニカル編〜
先日は基本的な話し方のテクニックについて
考えていった。
今回はもう少しテクニカルな部分を考えていこう。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
1.言葉のチョイスを気をつける
人に説明をするとき、
専門用語をつかうことがあるかもしれない。
その時、聞き手の顔の変化を見ているだろうか?
話のわかりやすい人は、
専門用語をつかった時、
聞き手が理解してなさそうであれば
次からはもっと崩した言葉を使う。
例えば、
「レイヤー」というワードが
ピンとこない人もいるだろう。
そこに気付いて
「段」という表現に変えられるかが
話の分かりやすさに大きく関わる。
2.相手の理解度に合わせる
相手がどの程度の知識を持っているのかで
説明のしかたを変える必要があるということだ。
例えば、
髪の説明をする時相手が
美容師なのか?
お客様なのか?
子供なのか?
によって話し出しも変わる。
美容師が相手の場合、
「ダメージでキューティクルが、、」
という話し出しで
十分理解できるかもしれない。
お客様が相手の場合、
「キューティクルって聞いたことあります?」
と、相手の理解度を探ってから話すと
分かりやすいだろう。
3.全体像をイメージさせる
全く予備知識のない相手の場合、
いきなり詳細から話し出しても
いまいちピンとこないだろう。
まずはざっくりとした全体像を説明して
「こんなものなんだ」というイメージを
持たせることが大切になる。
例えば、
新ドラマの主人公の説明をする時、
分かりやすい話し方の場合、
まずどんなドラマの内容なのか、
あらすじをざっくり説明する。
そうすることで聞き手は
ドラマの全体像を想像できる為、
主人公の立ち位置がイメージできる。
分かりにくい人は、
いきなり主人公の凄いところや
詳しい内容から話し出す。
聞き手が全体像を把握するまでに
時間がかかる為理解するのに苦労するのだ。
4.「あれ」とか「これ」で訳さない
日常生活で案外使うのが「こそあど言葉」だ。
しかし大抵の場合聞き手は
「あれ」「これ」の意図を
完全に読み解くことはできない。
自分に余裕がなかったり、
「理解してくれるだろう」という思い込みで
つい「こそあど言葉」を多用してしまう。
一つ一つの説明をしっかりすることで
相手の分かりやすい説明になる。
結局のところ、
分かりやすい話し方とは、
相手の知識のレベルを
どれだけくみ取って
それに沿った説明が出来るのか?
ではないだろうか。
分かりやすい話し方の根源には、
聞き手への「思いやり」があるのだ。
では。
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