「自分で考える人財」を育てるための2つの方法
デキる部下を育てる時キモになるのが
「自分で考えられる人財を育てられるか?」
という部分だ。
指示されたことをただこなすか?
指示された意図を読み解いて行動するか?
目に見えない差ではあるが
この差がデキる、デキないを分ける。
ではどうすれば自分で考えられる部下を
育てることができるのだろうか?
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
考えられる人財を育てるためには
単純に、考える機会を多く設ければいい。
その為には上司がプレイヤーから、
マネジメントができる上司に変わる必要がある。
その為に大切になることは大きく見て2つだ。
1.背中を見せる
上司から「自分で考えろ」と言われたとき、
それだけではなかなか理解できない。
また、部下によっては
「仕事を押し付けられた」
そうとらえる部下もいる。
1度そういった考えが芽生えると
感情がジャマをして思考が停止する。
こうした事態を避けるためには、
日頃から上司が考えて仕事をする姿を
逐一見せるといい。
部下は上司をよく見ている。
また、無意識に上司の格付けをしている。
「この人の言うことなら間違いないだろう」
「この人の言うことはあてにならない」
あなたも身に覚えがあることだろう。
部下は良くも悪くもそういったイメージを持つ。
だから常に自分の考える背中を見せ、
部下が
「考える機会を与えられている」
そう感じられる上司になることが第一条件となる。
2.気付きを次の教訓にする
考えることのコツをつかんでいる人は
自分の経験をつぎに活かす術を心得ている。
経験から得た気付きから、
法則を探って知識を深めていく。
経験→振り返り→法則を見つけ教訓に→経験
このサイクルの精度を上げていくと
考えて次の教訓に変えることが身につく。
漠然とした振り返りだけでは
経験しっぱなしでまた同じことを繰り返す。
ここで上司がサポートすることといえば、
部下に質問して考えてもらうことだ。
1.2を繰り返し行い、
部下が少しずつ考えられる様になると、
「やっといて」で仕事が回るようになる。
ただ、最後にここで
気をつけなければならないことがある。
それは、
ほったらかしにしない
ということだ。
上司が部下に対して関心がなくなった時、
部下の思考はまたたく間に停止する。
部下に対する労いの言葉は、
忘れないようにしなければならない。
では。
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