人が判断に悩むのは現状維持の力があまりにも強いからだった。


人生は判断の連続だ。
特に仕事においては
考えて判断し続けなければならない。
ひとつ言えることは判断に完璧な判断はなく、
決める前に完全にクリアに確信してから
決めようとすれば大抵決めきれないということだ。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

判断を下す上で
直感を信じるタイプ、
理論やこれまでの統計を慎重にとるタイプ
と様々いる。

そもそもなぜ判断に迷うのか?
考えてみると判断に迷う根本的な要因、
というか判断するうえで
必ず引き合いにでてくるのが

「現状維持」

ではないだろうか。
「新たな選択」対「現状維持」の場合、
「新たな選択」が圧倒的に不利だと言える。

なぜかというと、
圧倒的に情報量が異なるからだ。
今まで経験してきた「現状維持」は、
そのメリットもデメリットも
明確であるのに対して、
「新しい選択」は未知のことであるが故に
どんなに情報を集めたとしても
結局のところ推測でしかない。
例えば、
今の会社を辞めて独立するか?
という判断に迷っていたとしたら、
会社に残った場合、
どのようなキャリアを歩んでいくか大体見える。
に、対して独立する場合、
失敗するかもしれないし上手くいくかもしれない。
どんなに情報を集めたところで
結局は推測のレベルの話でしかない。
そう考えると人が判断するうえで
「現状維持」に傾く可能性が
高いことが分かる。

人間関係にしても、
初対面の人と会うのが苦手、
という人は多いかもしれない。
これも実は現状維持が関係する。
いつもの慣れ親しんだ人が落ち着くのは、
相手の行動や言動が
今までのデータで予測ができるから
無意識にいい付き合い方が分かる。
それに対して初対面の人は
何が好きでどんな接し方をしたらいいのか
予測ができないため結構な労力を必要とする。

さて、圧倒的に現状維持が
優勢だと分かった上で、
もし、「現状維持」と「新たな選択」
対等の視点で判断を下したいのであれば、
普段の生活から少しずつ
「新たな選択」を鍛えていくといい。

ではどうやって鍛えればいいのか?
それはまた明日お伝えすることにしよう。
では。

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