「何回教えりゃわかるんだ?」は自分の無能さを示しているという話。
アイツは何回教えてもダメだ。
「分かりました」とは言っていた。
でも結果出来ていないじゃないか。
もしあなたが先輩や、管理職だったら
一度くらいはそういう部下を見たことが
あるのではないだろうか。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
言ってもできないことを
部下のせいにするのは簡単だ。
しかし何かで見た格言で、
「悪い生徒はいない、悪い先生がいるだけ」
というのがとても印象的だった。
この言葉の様に実際のところ、
一部の例外を除いて
教える側が工夫する必要もありそうだ。
ではどうやって教えたらいいのか?
その方法は大きく見て3つ存在する。
1.何個も教えない、一つに集中させる
教えたことは実践させなければ意味が無い。
人間は器用ではないので、
一度に複数の新しいことはできない。
今日はこれだけ集中してやろう。
今週中にこれを覚えよう。
上の様に一つに集中させて行えば
スキルの習得スピードはかなり上がる。
2.即、フィードバックをする
今日やったことは
時間が経つにつれて忘れていく。
だから応用できること、
改善すべきことの棚卸しは
早ければ早いほどいい。
できれば即時、その場でやったほうがいい。
やったことに対する
熱が冷めないうちに刷り込ませる。
そうすることで常に
体験を知識に変えるクセ付けを行う。
3.考えさせる
上司が部下に答えを“与える”以上は
部下は考える必要がないから育たない。
よく理解させたいのであれば
自分の頭で答えを“見つける”作業を
一緒に実践した方が遥かに効果がある。
また、答えを見つけることの楽しさが
仕事の楽しさに繋がり、
部下の知的好奇心をくすぐることができる。
↑↑↑ちなみに知的好奇心の上手いくすぐり方は、
少し前にベストセラーになった
「ビリギャル」
を読むと分かりやすく描かれている。
「何回教えりゃわかるんだ?」
という言葉は、
部下の無能さではなく自分の無能さを示している。
その言葉を部下に発する前に、
自分の教え方を見つめ直してみてはいかがだろう。
では。
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