コミュニケーション能力の本質は結局のところココにあった。
仕事をする上で「コミュニケーション能力」
これを重視する人は多いかもしれない。
また、この手に関する
セミナーや本が多いことからも
コミュニケーションに関する
スキルアップを望む人は多いのかもしれない。
今回はそんなコミュニケーションの本質に
ついて探っていく。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
そもそもコミュニケーション能力とは
色々な能力のひとつのくくりであり、
もし分けるとしたら
聴く能力、話す能力、書く能力、
大きなところでこんなところだろう。
こういった能力を学ぶ上で、
やはりニーズが高いものといえば
「すぐに変わる!」
「とにかくこれをやれば間違い無い」
といった分かりやすく、
かつ簡単に手に入る能力などだろう。
しかし実際のコミュニケーションを
してみればわかることと思うが、
その点に関して“これ”という正解は無い。
「モテる方法」
なども全く同じだが
モテる方法をそのまま実践しただけでは
モテるはずがない。
何度も失敗を重ね、
「これを言ったら引かれるな」
「これを言ったら響くな」
などと試行錯誤を重ねた上でしか
モテる様にはならないのだ。
コミュニケーションも全く同じだ。
例えば、
「人が話しているときは否定しない。相槌をうつだけでいい」
というのをどこかで聞いたとする。
確かにこれは間違ってない。
ただ、ひたすらこれだけしていたら
おそらく相手は
「聞いてる?」
と疑問に思うことだろう。
つまり、
「こう聞かれたら、こう答えましょう」
というマニュアルを覚えることが、
コミュニケーション能力の向上とは限らない。
そういった知識を
ケースバイケースで使い分ける能力こそ、
本当のコミュニケーション能力だといえる。
ではコミュニケーションの本質とは
一体何なのだろうか?
少し考えてみていただきたい。
コミュニケーションは
「誰と誰」の為にすることなのか?
これがコミュニケーションの本質であり、
これを軸にコミュニケーションは出来上がる。
この本質を捉えていなければ
どんなにテクニックを磨いたとしても
そのテクニックを活かすことができない。
もう、お分かりだろうか?
コミュニケーションは、
「相手と自分」
の間に成り立つ。
つまりコミュニケーションとは
マーケティング
なのだ。
相手が何を必要としてるのか、
何を欲しがっているのか、
それが分からなければコミュニケーションは
上手くいかない。
ただ、そういったスキルは
すぐに手に入るものでは無い。
いろんなことを試してみて、
間違った時に、修正をする。
その繰り返しでやっと本当の
コミュニケーション能力が身につく。
コミュニケーションのノウハウとは、
算数の計算の様な決まった答えはなく、
これという決められた返しもない。
本質は相手の求めているものを探り、
反応を見ながら最適な方法に変える
という柔軟性をいかに身につけるかにある。
どんなにいい食材も、
作り手が活かし方を知らなければ
美味しい料理は出来上がらない。
コミュニケーション能力とは、
いい食材を手に入れることではなく、
その食材を活かして
人が美味しいと思える料理を作ること。
何を軸に考えるのかによって
コミュニケーション能力は
決まるのではないだろうか。
では。
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